April 11, 2019

CardanoのADAがLedger Nano Sに対応! ヨロイウォレットと統合しました

Together Agency

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第三世代ブロックチェーンとして初のピアレビューを受けたCardano。その商業化を公式に担うEMURGOが、暗号通貨およびブロックチェーンアプリケーションのセキュリティ/インフラストラクチャーソリューション分野におけるリーダー企業Ledgerと、CardanoのADAとの統合を発表します。非常に高い評価を得るLedger Nano S が、CardanoのADAに対応しました。ユーザーは、Ledgerウォレットによりプライベートキーを保護し、高いセキュリティ性と信頼性を維持しつつLedgerウォレットからADAにアクセスすることが可能です。Ledgerのハードウェアウォレットは、EMURGOの開発した ヨロイウォレットと統合し、初の連携アプリケーションとしてCardano Ledgerハードウェアウォレットに対応します。

今回の取り組みは、カルダノ財団によるCardano Ledgerアプリケーション開発および関連ソフトウェアライブラリ開発への資金提供を通じて支援されます。また、Vacuum Labs開発パートナーやIOHK開発チームのサポートも得て、一丸となってヨロイウォレットの統合に取り組んでいます。関連する方々の多大なるご協力に感謝いたします。

EMURGOのCTOであるNicolas Arquerosは、次のように述べています。「今回の統合について公式にお知らせできることを嬉しく思います。 長年にわたり、多くの人々がこの統合を待ち望んでいました。業界における真に先進的な取り組みをお伝えできるよう、多くのメンバーが一致団結していることに、とりわけ大きな喜びを感じます。2019年、Cardanoはさらにエキサイティングな商業開発を数多く進めていく予定です」

EMURGOは、Cardanoの分散型ブロックチェーンエコシステムを採用しているプロジェクトや組織を構築し、投資やアドバイスを行うことによって、Cardanoの導入やADA保有者への付加価値提供を推進しています。業界のリーダー企業であるLedgerとの今回の統合は、Cardanoエコシステムのサポートにおいて、新たな一歩を踏み出したことを意味します。

Ledgerは、世界中で150万台を超えるハードウェアウォレットを販売する、ハードウェアウォレット業界のデファクトリーダーです。

Ledgerによる近年の調査では、2018年の取引において8.5億ドルが盗まれたことが判明しており、セキュリティへの懸念が現在も大きな障害として立ちはだかることが示されています。 暗号通貨の利用者にとって最も安全な策は、プライベートキーをハードウェアウォレット上で保管することです。Ledger Nano Sは最近CSPNの認定を受け、市場で初めての、また唯一の認定ハードウェアウォレットとなりました。

ほかのタイプの暗号通貨ウォレットも存在しますが、ハードウェアウォレットタイプの重要な特徴として、ハッキングに対する脆弱性を持つスマートフォンやコンピューター、暗号通貨取引上に、プライベートキーを保存しないことが挙げられます。

第三者がユーザーに代わってキーを持つ方法と比較した場合、プライベートキーをLedgerウォレットのようなハードウェアウォレット上に保存する方法を採用することで、ユーザーは自身の暗号通貨に対して完全なコントロールを行うことができます。

Cardanoは単なるデジタル通貨ではなく、リサーチ主導型のアプローチにより進化していく、拡張性、持続性、相互運用性を備えた第三世代のブロックチェーンであり、初のピアレビューも受けています。世界中の個人、企業、国家組織が日々利用している金融アプリケーションを実行することも可能です。今回のLedgerとの統合により、ADA保有者はLedgerの名高いセキュリティソリューションを通じて、自身の資産を守ることができるようになります。

統合プロセス:

「Ledgerコミュニティーは、Cardanoとの統合を長年にわたり待ち望んでいました」LedgerのCEOであるEric Larchevêqueはこのようにコメントしています。「私たちはお客様のご要望に対応すべく、日々取り組みを続けています。その意味でも、今回正式にLedgerプラットフォームにCardanoを迎えられることを、非常に嬉しく思っています。暗号資産に対する世界レベルのセキュリティを、ADA保有者へと提供することができるのですから」

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オープンソースコードなど、LedgerとADAの統合に関する技術的な情報の詳細については、以下のリンクをご参照ください。今後さらなる統合を進める機会となれば幸いです。

https://github.com/cardano-foundation/ledger-app-cardano
https://github.com/cardano-foundation/ledgerjs-hw-app-cardano
https://www.npmjs.com/package/@cardano-foundation/ledgerjs-hw-app-cardano

EMURGOについて
EMURGOは、Cardanoの分散型ブロックチェーンエコシステムを採用しているプロジェクトや組織を構築し、投資やアドバイスを行うことによって、Cardanoの導入やADA保有者への付加価値提供を推進しています。ブロックチェーンの研究開発から得た専門知識および関連ブロックチェーンや業界パートナーとのグローバルなネットワークを活かし、ベンチャー企業の支援を行っています。EMURGOは2017年6月に日本、2018年5月にはシンガポールで設立されました。以来、Cardanoプロジェクトの公式な商業化およびベンチャー投資部門として活動しています。EMURGOはCardanoエコシステムのグローバルな成長、そしてCardanoブロックチェーンの導入促進のためにIOHKと緊密に連携し、協業しています。プロジェクトに関する詳細はEMURGOのウェブサイトをご覧ください。

Ledgerについて
Ledgerは、暗号通貨とブロックチェーンアプリケーションのセキュリティ/インフラストラクチャーソリューション分野における、世界的なリーダー企業です。パリ、ヴィエルゾン、ニューヨーク、サンフランシスコ、香港に拠点を持ち、200名のプロフェッショナルが個人や企業の暗号通貨資産を保護する最先端のソリューションを開発しています。詳細はLedger.comをご参照ください。

Cardanoについて
Cardanoは完全なるオープンソースによる、第三世代の分散型公式ブロックチェーンおよび暗号通貨のプロジェクトです。Cardanoは過去に開発されたどのプロトコルよりも高度な機能を追求する、強力なスマートコントラクトプラットフォームを開発しています。これは、科学哲学に基づきリサーチ主導型のアプローチにより展開される、初めてのブロックチェーンプラットフォームです。開発チームは、世界中のエンジニアと研究者により構成されます。EMURGOがCardanoの導入推進を担い、IOHKがCardanoプラットフォームの技術開発を担当しています。すなわち、EMURGOがCardanoの商業的な導入を世界中で推進する一方、Ethereumの共同創立者でもあるCharles HoskinsonがCEOを務めるIOHKがプラットフォームの全技術開発を主導しています。

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